AppBank NetworkがAdMobのメディエーション用のアダプタを公開したけど。。

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AppBank Network(Nend)のSDKのバージョンが2.1になっていますが、このバージョンからAdMobのメディエーション用のアダプタが同梱されてます。

おかげでメディエーションへの組み込みが楽になった。基本的にはアプリにAppBankが用意してくれたアダプタを入れるだけでメディエーションにAppBank Networkの広告が表示できるようになります。

もちろん、AdMobの管理画面でAppBank Networkの広告配信の設定は必要です。

これまで、ちなみにアダプタがなかったときは自前で用意したアダプタを使ってました。
それについては、Cocos2dにAdMobのメディエーションでAppBank Networkを組み込むまで – iPhone用自作アプリの紹介とApple関連の話題を参照。

折角だから、リリース済みのアプリも純正のアダプタに変更しちゃおうかと思ったけど、ちょっと問題が。

AdMobメディエーションの管理画面で配信する広告を選ぶとき、自前で用意したアダプタを使うときと、純正が用意されているアダプタを使うときでは、別々に設定する必要があります。

まぁ、考えてみれば受け取る側のアプリのプログラムが違うのであたりまえですが。

ということで面倒というは、リリース済みのアプリの場合、既にダウンロードされたバージョンの古いアプリは独自アダプタ用に配信した広告しか受信できないし、これからバージョンアップする新バージョンから独自アダプタを削除してしまうと純正アダプタ用に配信した広告しか受け取れないということ。

アプリをダウンロードしてくれた人が、全てもれなく速やかにバージョンアップしてくれるとも限らないので、結局、次のバージョンでは両方を受信できるように、純正と独自アダプターの両方を含めてリリースしないといけない。

で、しばらくの間は独自アダプター用に広告を配信して、タイミングを見計らって純正アダプタ用に配信先を切り替える、ということが必要そうです。

と考えると、そもそも既に独自アダプターでAppBank Networkの広告に対応しているアプリが純正に切り替えるメリットはないのか?

しかも、純正アダプターはiPadへの広告配信に対応していないみたいだし。
そもそもAppBank NetworkではiPad用の広告は配信してないんだけど、独自アダプタではiPhone用の広告をiPadに表示できるようになってたんだよね。
iPhone用のちっちゃい広告がiPadに表示されるので、これでいいかというのはまた微妙な話だけど。。

 

 

 

 

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