5月 15
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AppleのiTunes Connect新サービス、App Analytics(アナリティクス)が使えるようになったので使ってみました。
まだベータ版で希望者に先着順でサービスを開始しているみたいですが、筆者も数日前から使えるようになってました。
iTunesConnectのログイン後のメニューに追加されていました。
このサービスは自分のアプリの各種統計情報を見れるサービスです。
筆者はいままでGoogle Analyticsを使ってましたが、同じようなサービスです。
Google Analyticsのようにアプリにライブラリを組み込む必要はないので、使わない手はないですよ!
提供されている統計情報は以下のような内容。
- AppStoreでの閲覧数
- ユニット数(たぶんインストールされた数のこと)
- 売上
- セッション数
- アクティブなデバイス数
- 使用率(インストール後、数日間の継続率)
- リンク元のWebサイト
などです。
Google Analyticsではとれない貴重な情報は、AppStoreの閲覧数と、リンク元のWebサイト情報ですね。
自分のアプリがどんなサイト経由でダウンロードされているのかが、ずっと気になってましたが分かるようになりました。
AppStoreで閲覧されたものが、実際にはどれくらいダウンロードされているのかも分かるようになります。
実際にうちのQuick Reversalや数独マニアの統計情報をみてみると。。
Quick Reversalの結果
リンク元のサイトですが、google、yahoo、DoCoMoからが多いんですが数は驚くほど少なくて、ほとんどがAppStore直アクセスと思われます。
みんなAppStoreのランキングや検索から来ているということですね。
驚いたのはAppStoreの閲覧からインストールにつながった割合が90%以上!
閲覧した方のほとんどがインストールしてくれているということですね。
ありがとうございます!
Sudoku Maniaの結果
リンク元のサイトですが、外部サイトからはほぼゼロ。googleからちょっとある程度で、やっぱりほとんどがAppStore直アクセスみたいです。
AppStoreの閲覧からインストールにつながった割合は50%ちょっと。
Quick Reversalとくらべると少ないですがまぁまぁじゃないでしょうか。
でもまだ改善の余地があるということですかね。
ほかには継続率をみると2つのアプリの比較では数独マニアが高いです。
数独ファンはやり込むんでしょうね。
特にゴールデンウイーク前にダウンロードした方は、ゴールデンウイーク中の継続率がやけに高かった。
ゴールデンウィーク中、毎日プッシュ通知で数独の問題を配信してたんですが、それが良かったのかな。
Google Analyticsでしか見れない情報もあります。リアルタイムの情報とか。
Google Analyticsでは、まさに今アプリを使っている人の数が分かるんですよね。
だから、たとえばテレビでアプリに関連する情報が流れたらアプリが一斉に起動されたとか、高視聴率のテレビ番組の放送中とCM中のアプリの使用数の変化とかが見れて面白いんですよね。
あとは当然ですが、App AnalyticsはiOSアプリ限定ですので、AndroidのアプリはGoogle Analyticsでしか見れません。
また、App Analyticsの各画面はそれなりに見やすい画面で好感が持てますが、Google Analyticsの方は閲覧用のアプリもあるので気軽に閲覧できます。
これからは両方のサービスを使っていこうと思います。
[T-Blog] 新サービスAppアナリティクスでアプリの利用状況が丸裸に http://t.co/R5m4X5VuG7