iOS 7をインストールしてひと足先に体験

iOS 7のベータ版が開発者向けに公開されました。

ということで、早速体験インストール。

現役で使っているiPhone 5にインストールするのは嫌なので、開発したアプリのテスト用に使っているiPhone 4Sにインストールしてみました。

とりあえず、インストール前にiTunesを使って手動バックアップ。

iOS 7のインストールはiTunesで対象のiPhoneの概要の画面をひらいて、アップデート確認ボタンから行います。ボタンを押すときoptionボタンを押しながらクリックするとファイルの選択画面がでるので、ここでダウンロードしたiOS 7のipswファイルを選択します。

あとは、インストールが完了するまでひたすら待つ。
10分程度でインストール完了。

スクショとかどこまで出していいのか分からないので、とりあえずほぼ文字ベースで。

まず思ったこと。
ロック画面。デザインがシンプルになったせいで、壁紙に派手なものを使っていると表示されている文字などがとけ込んでしまって見づらい。
壁紙はシンプルなものにしておくのが吉。
ロック画面でコントロールセンターにアクセスできるのは結構便利です。
コントロールセンターは重宝しそうです。
筆者的には懐中電灯とか無線のOn/Offがすぐに呼び出せるのが便利。

パスコードの入力画面が広くなってしまって入力しにくい。以前はテンキーが画面下半分くらいに収まっていたんだけど、上まで広がったので123が遠くて押しにくいんだよね。

ホーム画面。
面白いと思ったのが、奥行きを表現するのに壁紙が動く機能。すぐ飽きるかもしれませんが最初はちょっと新鮮。
そして、時計アプリのアイコンの針が動いている!オー!と思ったけど、指している時間がリアルな時間じゃない・・。針が動いていたら当然時間もあっているものと思ったら。
これ何の時間を表示してるんだろ?バグかしら?

標準アプリはUIがガラリと変わりましたが、GameCenterもデザイン刷新。
デザイン以外に気になったのが「番」というアイコンが追加されている。
英語だと「Turn」。
これなんだろ?新機能かな。

iOS 7では全体的にデザインがシンプルになって洗練された感じですが、それとは裏腹にときどき重い。
ただ少し使ってみるとキャッシュされるのかあまり気にならなくなりました。
でも日本語入力が重い気がする。
ベータ版だから、まだ改善されると思いますが。
あと単語登録していた単語が文字の変換時に使えなくなったのにイライラ。
設定を見ると単語登録は残っているんだけど実際に変換するときに候補にでない。
ベータ版のバグかな。

全体的にデザインが洗練された印象ですが、今のところ日本語の対応が不十分なところとかがチラホラ。ボタンからラベルの文字がはみ出ていたりとかします。

でも新しいデザインはアプリ開発者が今後開発するアプリにもいろいろと影響を与えそうです。
iOS 6以前のアプリでも問題なく動いている感じですが、古いデザインのアプリだとUIが古臭い印象になって浮いた感じになってしまいます。
そのまま放置されるアプリと、デザインを見直すアプリと、今のままでも馴染んでるアプリと、いろいろありそうですがね。

IMG 2444IMG 0014

開発者的にちょっと気になったのが、アプリのアイコン。アプリのアイコンはもともと角丸でしたが、iOS 7ではより角が丸くなりました。
従来の形に合わせて作成したアイコンだと、ちょっと角の方がかけてしまうんですね。
筆者のQuickReversal等のアプリも以前の形に合わせたデザインにしていたので、 ちょっと画像がかけてしまいました。それほど気になる程じゃないですが。
黒い方がiOS 6までのでグレーの方がiOS7のアイコン。作者は気になるけど、ユーザーは気づかないレベルですかね。
この微妙な変更のAppleの意図はよく分からないですが、必要以上にアイコンに凝らずにシンプルにせよというメッセージですかね?

あとは、Xcode 5もベータ版を試したいところだけど、ベータ版を入れちゃうと作ったアプリをリリースできなくなっちゃうので、こちらはVMware Fusionの仮想環境で試してみようかなぁ。

 

Tags: ,