MarsEditを使いこなして快適ブログ投稿

このブログはWordPressを使ってるんですが、最近執筆にはMarsEditを使ってます。

そこそこ高いソフトでAppStoreで購入できますが、使ってみる価値はあります。

一度使ってみると、これなしでは記事の更新がかなり億劫になるほどの代物です。

何がいいかというと、まずはレスポンス。やっぱりブラウザから入力するとは快適度が全然違います。また、記事を書きながらプレビューウィンドウでリアルタイムに結果が確認できます。

キーのショットカットを覚えていくと、書式の設定も快適にできます。 よく使う書式は限られているので、よく使う書式のショートカットキーを覚えておくか、用意されていない書式だったら追加で登録しておくだけで快適な執筆ができます。

普通のブログ記事以外の固定ページの編集もできますし、書きかけの記事はローカル保存もできます。

自分なりに使いやすくカスタマイズしていくことで、強力なツールに成長しますよ。Macでブログを書くなら超お勧めです。

しばらく使ってみて、お勧めの技と言うかTipsのようなものがあるのでいくつか紹介しておきます。

画像を拡大する方法

MarsEditでは画像のライブラリを持てます。一度、アップロードした画像はメディアライブラリに登録されて、他の記事で使い回しができます。

もちろん、MarsEditを使わずにWordPressでもできることですが使いやすいし、初めて使う画像の場合も、ローカルにある画像ファイルをドラッグ&ドロップするだけで記事に差し込めるのも良いです。 ただ、サイズの大きい画像だと記事を表示したときは小さい画像を表示しておいて、クリックされたときに画像を拡大表示するということをしたいことがあります。 これをするには、最初だけ一手間かけると2度目から楽になります。

画像を記事に挿入するときに書式を指定することができます。右寄せとかセンタリングとかのことです。 この書式は自分で追加することができますので、下記の書式を追加登録しておきましょう。

  <a rel=”lightbox” href=”#fileurl#” title=”#alttext#”><img style=”margin: 10px; float: left;” src=”#fileurl#” alt=”#alttext#” title=”#displayname#” border=”0″ width=”200″ height=”auto” /></a>

画像を差し込むときにこの書式を指定すれば、記事を表示したときは小さめの画像が表示され、クリックしたときに拡大表示されますよ。上の例では横幅が200ピクセルになるようにしていますが、好みによってちょっとかえてみてください。

あと注意点として、MarsEditのメディアライブラリで管理できるのはMarsEditからアップロードした画像だけのようです。
WordPressからアップロードした画像ファイルは管理対象外のようです。
これがわからず、最初悩みました。WordPressからアップロードしたファイルもメディアライブラリで管理できるようにしてほしいなぁ。

Safariで表示中のページのリンクを記事に挿入する

Safariにブックマークレットを登録しておいて、表示中のページのリンクをMarsEdit挿入することができるんですが、この方法はあまり好きじゃないです。

Safari側からアクションを起こすというのが、ちょっと嫌です。 が、TextExpanderTypeIt4Meというスニペットアプリを使うと、MarsEdit側からアクションを起こすことが可能です。これ、快適です。 TextExpanderやType4MeはAppleScriptを登録することができるのですが、これを使うと例えばMarsEditで「;sf」と入力するとSafariで表示中のページのURLとページタイトルを取得してブログにリンクを貼付けるということができます。 これ、すごく便利なので使ってみてください。 下のは筆者が使っているAppleScriptです。

℁ global format

–リンクの書式を変える場合はformatを変更 set format to “<a href=\”$url$\” target=\”_blank\”>$title$</a>”

set isRunning to isRunning(“Safari”) of me

if (isRunning) then my do() end if

on do() tell application “Safari” if ((count of document) > 0) then set u to URL of document 1 set t to name of document 1 else return “” end if end tell set tmp to my replace(format, “$title$”, t) set tmp to my replace(tmp, “$url$”, u) return tmp end do

on replace(str, org, rep) try set oldDel to AppleScript’s text item delimiters set AppleScript’s text item delimiters to org set myList to text items of str set AppleScript’s text item delimiters to rep set res to myList as string set AppleScript’s text item delimiters to oldDel on error set AppleScript’s text item delimiters to oldDel end try return res end replace

on isRunning(appname) tell application “System Events” return (count of (every process whose name contains appname)) is greater than 0 end tell end isRunning

固定ページの作成

これは、Tipsというわけでもないですが、ちょっと分かりにくかったのでメモ。

WordPressでは通常のブログ記事の他に固定ページを登録するとができますが、この固定ページもMarsEditで作成することができます。 ただ、ツールバーにある「NewPost」ボタンはブログの記事を新規作成するもので、固定ページを作成するボタンが見当たりません。 ちょっと悩んだんですが、メニューバーから 「File-New Page」で固定ページを作成できます。 ツールバーからは作成できないみたいですね。

MarsEditはインストールすれば、すぐに快適なブログ執筆が可能ですが、カスタマイズしていくことで、さらに手になじんで手放せないツールになりそうです。 さらにTextExpanderと言ったスニペットツールを使うとさらに細かい作業の自動化ができて効率が上がります。

お勧めツールですよ。

 

MarsEdit – the blog editor for WordPress, Tumblr, Blogger and more. (Version 3.5.9) App
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
価格: ¥3,450
デベロッパ名: Red Sweater Software
リリース日: 2010/12/15
対応デバイス: 無し
現Ver.の平均評価: (無し / 0件の評価)
通算の平均評価: (4.0 / 7件の評価)
Game Center: 非対応
 

TextExpander for Mac (Version 3.4.2) App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥3,000
デベロッパ名: SmileOnMyMac, LLC
リリース日: 2011/02/01
対応デバイス: 無し
現Ver.の平均評価: (5.0 / 2件の評価)
通算の平均評価: (5.0 / 4件の評価)
Game Center: 非対応
 

TypeIt4Me (Version 5.3.2) App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥450
デベロッパ名: Ettore Software Ltd.
リリース日: 2011/01/06
対応デバイス: 無し
現Ver.の平均評価: (無し / 0件の評価)
通算の平均評価: (4.0 / 6件の評価)
Game Center: 非対応
 

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