Re: 太郎君の付箋 1.1.1.0公開

投稿者: ゲスト  投稿日時: 2013-6-24 18:31:24

夏 〜夏菜の章〜 (3)
 生徒指導の先生に言い訳するため職員室へ寄ると、副担任の明美先生がちょうど帰り支度をしていた。明美先生が「送ってあげる」と言ってくれたので、私は素直に頷いた。ビジネスバッグ
 電車だとずいぶん遠回りさせられる我が家まで、車なら直線距離でほんの二十分。その間、明美先生はただ愉快な話ばかりして、私をお腹が痛くなるくらい笑わせて、最後に「進藤先生、待ってるみたいよ。たまには顔出してあげて」と呟いた。トリーバーチ 財布
 家の前に降ろしてもらい、明美先生に笑顔で手を振った私の頭の中には、思わぬ形で伝えられた『待ってる』の一言がリフレインしていた。TUMI リュック
 私が退部したいと告げた日も、進藤先生はいつも通りだった。くたびれた野球帽を少し斜めにかぶって、無精ひげの生えた顎をしゃくりながら困ったように私を見ていた。差し出した封筒を中身も見ず机にしまうと、『夏菜、いつでもいいから戻っておいで』と囁いた。私はいたたまれなくなって、そこから逃げ出した。あのしゃがれ声と、眼鏡の奥で細められた小さな瞳を振り払うように。トリーバーチ クラッチ
「そうじゃなくて」 玄関に座り込み、靴を脱ぐのに悪戦苦闘している私の耳元に唇を寄せ、彩菜は早口で囁いた。「とにかく、このままお風呂入って。私お姉ちゃんの着替え取ってくるから」http://www.toryburch.fashiooncool.com だけど、結局逃げることなんてできない。お釈迦様の手の中の孫悟空みたいに。あれから進藤先生は何も言って来ないけれど、ずっと私を待っている。最後の大会が終わっても、学校を辞めても、ずっと待っていてくれる……そんな気がする。tory burch sale 遠ざかるテールランプの残像を眺めながら、私はしばらくその場に佇んでいた。「……ただいまぁ」「あ、お姉ちゃんおかえりー……っと」トリーバーチ ショルダー
 ドアを開くと、廊下の先に彩菜《あやな》が居た。お風呂場のドアにかけていた手を離し、私の元へ駆け寄ってくる。中三にしては小柄な身体と、真夏だというのに真っ白い肌。タンクトップから剥き出しの素肌に長い黒髪を弾ませる姿は、なんだかウサギみたいで可愛い。TUMI トート
 しかし、この一見癒し系なベビーフェイスの彩菜は、私より何倍も賢いのだ。同学年の子が必死で受験勉強をしているというのに、彩菜はなぜか大学入試の問題を解いている。そんな彩菜は、私のちょっとした変化にもすぐ気付いてしまう。
「お姉ちゃん、どうしたの? 何かあった?」「ああ、夕立が止むの待ってたら遅くなっちゃった。でも明美先生に車で送ってもらえたから」
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